【高齢出産体験記】前駆陣痛が長すぎる!無痛分娩なのに痛い?

前回は、出産10日前に、尿漏れと破水を勘違いして、一泊だけ緊急入院したところまでお話しました。

そのつづきです。

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緊急入院で一泊様子を見て、問題なさそうだったので、帰宅。

それから出産までの10日間は、お腹のハリが1日に数回ありました。

前駆陣痛とは

前駆陣痛とは、不規則に起こるおなかの張りや痛みの事です。

妊娠中のからだが、少しずつ出産に向けて準備を始めているサイン。

妊娠中は、子宮の出口は固く保たれていますが、出産が近づいてくると、前駆陣痛によって、赤ちゃんが生まれてくるための子宮の出口が開いてきて、赤ちゃんが通ってくる産道も少しずつ軟らかくなっていきます。

痛みの強さには、もちろん個人差がありますが、本番の陣痛に比べると、断然軽い痛みで、弱かったり強かったり規則性がありません。

私は、出産の3日前の夜中から明け方にかけて、約6時間くらい、今までのお腹のハリとは明らかに違う痛みが、6~15分間隔でありました。

この時は、初めての経験だったので、「陣痛始まった!」と内心思っていましたが、前回の緊急入院の件があったので、

「待て待て、ちょっと落ち着こう・・・」

とりあえず、痛みの間隔が一定になるまで、または、朝までは様子を見てみよう、と心に決めて一晩過ごしました。

そしたら、案の定、明け方には痛みが治まりました。

でも、朝トイレに行ったら、かなりの出血が!

そう、「おしるし」というやつです。

生理4~5日目くらいの量だったので、念のため病院に電話すると、今すぐ来てくださいとのことだったので、あわてて産院へGo!

でも、検診した結果、まだ子宮口は1cmくらいしか開いてないし、陣痛も来てないから大丈夫、とのことで、また帰されてしまいました。

気持ち的には、不安だし、このまま入院させてよ~と思いましたが、陣痛がしっかりはじまるまでは、自宅待機が基本なのです。

夫が車で送迎してくれたとはいえ、大きなお腹で病院と自宅を往復するのは、結構しんどかったのを覚えています。

前駆陣痛が長すぎる

朝、病院に行って、すぐ帰された日の夜中(出産2日前)、前日の夜と同じ前駆陣痛が始まりました。

朝の時点で、子宮口がまだ全然開いてないと言われていたはずなのに、前日の痛みよりは、強さがはるかに増しています。

でも、痛みの間隔がなかなか定まりません。

前の痛みが治まってから、短い時は5分位で、次の痛みがやってくるのですが、長い時は20分位かかります。

産院からは、10分間隔が安定してきたら、電話してくださいと言われていたのですが、ここからが長かった~。

丸っと24時間、前駆陣痛が5分~20分の間隔で行ったり来たり・・・。

もうこれって陣痛なんじゃないの?!と何度も思いました。

当然、ほとんど眠れず。

でも、痛みのない時は、ほんとにケロっとしてるので、その間に軽く何か食べたりしながら、時計とにらめっこです。

正直、食欲はあまりなかったのですが、本格的に陣痛が始まったら食べるどころの話じゃなくなるから、今のうちに、出来るだけ食べて体力つける、身体も休めといたほうが良いよ、と助産師さんから言われていたのです。

やっときた本陣痛

やっと10分間隔で痛みが定期的にくるようになったのが、出産20時間前。

この時点で産院に電話して、やっと入院の許可が出ました。

気持ち的には、自宅で痛みに耐え忍ぶよりも、入院させてもらったほうが、断然安心感はあります。

しかし、ここから、さらに地獄の戦いのスタートです。

既に、前駆陣痛が24時間くらい続いていて、ヘトヘトだったのに、さらに、陣痛が20時間・・・。

高齢出産だと、なかなか陣痛が進まず、子宮口が開いてこないという話は聞いていたのですが、私の場合はまさにその通りでした。

無痛分娩のはずなのに痛い?!

無痛分娩の予定だったのですが、子宮口が5cm以上ひらいて、陣痛間隔が2~3分になるまでは、麻酔を投与してもらえませんでした。

無痛分娩にも色々な種類があり、無痛にするタイミングなども病院によってさまざまなので、その辺は事前によく医師に確認しておく必要があります。

私の出産した産院では、無痛分娩希望者は、事前に説明会に参加することが条件だったので、その際に、きちんと説明は受けていたのですが、やはり、話を聞くのと自分が体験するのでは、大違いです。

当初は、子宮口が5cm開いたら、無痛になるんでしょ、だったら大丈夫!余裕!くらいの気持ちだったのですが、この5cm開くまでの時間が長い、そして当たり前ですが超痛い!

とはいえ、5cm開口まで、まったく何もしてくれないわけではなく、少しだけ痛み止めみたいなものを投与してくれていたので、きっと、何もしないよりは、楽だったのだと思います。

破水して陣痛進む

出産6時間前に、破水!

ここから、一気に子宮口が開き、めでたく目標の5cm。

陣痛間隔も2~3分になったので、麻酔を投与してもらい、完全無痛に移行します。

陣痛の間隔がわかるモニターを装着して、助産師さんや看護師さんがチェックしながら、出産のタイミングをはかっていきます。

本人は、痛みはほとんど感じませんが、なんとなくお腹が定期的にはっているのはわかります。

ちなみに、会陰切開もしましたが、この時はもう完全に麻酔がきいているので、痛くもかゆくもありません。

ただ何故か、私の場合は、子宮口が全開になって、いざ出産!のタイミングで、歯がガチガチするほどの寒気が襲ってきました。

熱をはかってもらうと、38.5℃。

無事出産

寒気にガタガタ震えながら、助産師さんの掛け声に合わせて、何回かいきんで、無事出産!とあいなりました。

出産は一人一人みんな違う。

分かっていても、痛みがきたり、破水したりすると、やっぱり不安です。

高齢出産でハイリスクならば、なおさらです。

私の経験談が誰かの参考になれば幸いです。

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