【高齢出産体験記】妊娠中にインフルエンザでタミフル服用

40歳で初産でした。

元気が取り柄で、大きな病気もしたことがないし、同年代の女性と比較しても、自分は体力がある方だと思っていました。

でも、妊娠してからは、とにかく体調不良の連続。

今までに経験したことのない不調の数々に、不安になる日々。

過ぎ去ってしまえば、それもこれも思い出ですが、

私と同じように高齢出産で、今まさに不安になっている方の参考になれば・・・と思い、昔の日記を読み返しながら、当時のことを書いています。

妊娠・赤ちゃんの心拍確認まで

妊娠検査薬で陽性になる2週間くらい前から、首と肩が異常に凝って、下腹部がチクチクと痛かったです。

妊娠6週に入ってすぐに、赤ちゃんの心拍を産院で確認することができましたが、

この頃は下腹部の痛みが時々強くなり、そのたびに、流産するのでは・・・と不安な気持ちでいっぱいになりました。

妊娠6週~16週目 食べつわり・頭痛・便秘に苦しむ

つわりといえば、よくテレビで見る、突然気持ち悪くなって「ウッ」と口を押えながら、吐きそうになる、というイメージでした。

だから、自分もきっとそうなって、何も食べられなくなるのかな~と考えていましたが、実際は全然違いました。

私の場合は、お腹がすくと気持ちが悪くなる、「食べつわり」。

ちょっとでもお腹がすくと吐き気がするので、一口サイズの小さなおにぎりを20個位つくって、1時間に1個くらいのペースで食べ続けました。

当然、太ります・・・。

気持ち悪くならないために無理やり食べて、そして太る。

なんとも切ない状況です。

高齢出産でハイリスク。

しかも、無痛分娩を予定していたので、体重増加は厳禁。

でも、この時期は、とにかく食べないことには気持ちが悪くてやってられないので、とりあえず食べ続けるしかありませんでした。

そしてもう1つ悩まされたのが頭痛

頭が痛いし体もだるい。

1日中食っちゃあ寝るの生活。

デブまっしぐらです。

さらに、もう1つ。

便秘にも悩まされました。

いままでほとんど便秘になったことがなかったので

お腹が張っている状態が、赤ちゃんに異常が起こっているのか、便秘だからなのか分からず、少しでもお腹が痛いと不安でした。

意外と便秘に悩む妊婦は多いようで、産婦人科で相談すると、あっさり便秘薬を処方してくれてました。

妊娠中に薬を飲んで大丈夫なのかと心配しましたが、産婦人科の医師が問題ないというので、飲むことにしました。

でもあまり効き目の強い薬ではなかったらしく、飲まないよりはマシ?という程度です。

出産直前まで、便秘薬は飲み続けました。

妊娠13週目 インフルエンザになる

ちょうど妊婦検診の前日から熱っぽかったので、ついでくらいの気持ちで検診時に相談。

念のため…と検査をしたらインフルエンザに罹患していることが発覚!

タミフルを服用するも、熱は38~39℃が3日間続く。

妊娠期間中で一番怖かったのは、この時です。

人生で初のインフルエンザ。

それまでは、予防接種をしたこともないし、一度もインフルエンザに罹ったことがありませんでした。

なのになぜ、今?!とうらめしく思ったことを今でもはっきり覚えています。

妊娠期間中は、体の中に別の生命体がいるので、それを異物として攻撃してしまわないように、免疫力が低下するのだそうです。

でも、だからといって、よりによって、インフルエンザとは・・・。

外出するときはマスクをしていたし、夫も元気そう。

どこでウィルスをもらってきてしまったのだろう・・・。

産婦人科の先生に、高熱が出ると赤ちゃんが危険なので、すぐに薬(タミフル)を飲むように、と言われました。

でも、妊婦がタミフル飲んで大丈夫?

赤ちゃんに影響ないの?

薬といえば、すでに便秘薬は飲んでいましたが、さすがに、タミフルは強そうな薬だし、本当に大丈夫?

何度もしつこく質問しました。

医師は、

薬の影響よりも、高熱が何日も続く事の方が、赤ちゃんにとっては危険。

いますぐ、タミフルを飲むべし!の一点張りです。

もう先生を信じて飲むしかありません。

でも、タミフルを飲んだのに、3日間は熱が下がらず38~39℃をいったりきたりしていました。

妊娠中は体力も免疫力も落ちているので、いったん体調を崩すと、なかなか復活できません。

まともにベッドから起き上がって動き回れるようになったのは、発症5日後。

ちなみに、熱が下がった後は、なぜか、目やにがすごかった。

眠りが浅くて、夜中に何度も目が覚めるのですが、目やにで目が開けられないほど。

目が覚めてるのに、目が開かない!変な感覚です。

薬も飲んじゃった。

高熱が3日間も続いちゃった。

そして、なぜか、目が開かない。(実際には頑張れば開く。ただ開けづらいだけ。)

もう不安しかありませんでした。

辛すぎて、ちょっと気を抜くと涙が出てくるし、夢見ていたマタニティライフが全然楽しくない!と落ち込みます。

まとめ

この後、妊娠16週(5カ月)の安定期に入ったあたりから、いったん体調が落ち着いて、気持ちも落ち着きを取り戻し、楽しいマタニティライフが始まります。

不安でいっぱいだった妊娠初期でしたが、無事に出産までこぎつけ、現在、娘は8歳。超健康です。

あくまで、私の事例なので、体調が悪い時は、かかりつけの産婦人科の先生にすぐに相談した方が良いですが、もし、私と同じように、妊娠中にインフルエンザになってしまったり、他にも何か体調不良が起こって薬を飲むことになった妊婦さんが、この体験談を読んで、自分だけじゃないぞ!と少しでも冷静になれたらいいな~と思います。

とはいえ、高齢出産。

安定期以降もまだまだ色々ありました

そのお話はまた次回に。

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