こんにちは。サンママです。
40歳で、超ロングタイプの前駆陣痛+本陣痛を乗り越え、やっと出産したのもつかの間、その後は、睡眠不足との戦いが始まりました。
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高齢ママは産後の体力回復が遅い
産後1年くらいは、とにかく眠れない!
「育児と書いて睡眠不足と読む」と本気で思いました。
睡眠不足のせいで、出産ダメージの回復が遅れ、2年くらいは、ずっと体調が悪かったです。
さらに、更年期障害の影響も多分にあったのですが。
43歳で閉経。高齢育児と更年期障害をどう乗り切るか。の記事はこちらから
無痛分娩で体力温存したはずなのに?!
私は、出産のダメージを最小限におさえる、という目的で、「無痛分娩」で出産したのですが、完全に「無痛」になったのは、子宮口が5cm以上開いて、陣痛の間隔がかなり短くなってからでした。
【高齢出産体験記】前駆陣痛が長すぎる!無痛分娩なのに痛い?の記事はこちらから。
陣痛の初期から無痛にしてしまうと、陣痛が遠のいてしまうことがあるので、確実に出産が近づいてくるまでは、麻酔を使い過ぎない、というのが産院の方針だったのです。
ある程度、痛みのコントロールはしてもらえましたが、陣痛が始まってから約20時間、たっぷり苦しみました。
産卵のために川を遡上してきた鮭と同じように、傷だらけ、疲労困憊の状態。
当時すでに40歳。
本来であれば、無理は禁物。
傷だらけのメス鮭状態、40歳ママは、しっかり休むべきでした。
3時間おきのミルクタイムが母を追い詰める
産後、産婦人科に入院していた5日間は、パラダイスでした。
赤ちゃんのお世話は、看護師さんが協力してくれるし、豪華な食事とマッサージまでついてくる。
ずーっとこのまま病院にいたいと、心の底から思いました。
でも、無情にも退院の日はやってきます。
本当の闘いは、そこからでした。
自宅での生活がスタートしてからは、とにかく、寝れない。
3時間おきに、ミルク(または母乳)をあげないといけないので、
ミルクを作る→飲ませる→寝かしつける を繰り返すため、まとまって2時間以上は寝れません。
寝かしつけがうまくいかないと、30分くらいしか仮眠してないのに、もう次のミルクの時間!となることも多々ありました。
痛みのオンパレード
私は、昔からとにかく、ロングスリーパー。
寝不足が何より苦手。
寝不足がたたって、産後の身体の回復がおくれ、体力が著しく低下し、その結果がこれ。
- 腱鞘炎(けんしょうえん)
- 膀胱炎(ぼうこうえん)
- 乳腺炎(にゅうせんえん)
どれも、痛い。
炎症のオンパレードを経験しました。
とにかく寝ましょう!
先輩ママに言われたことがあります。
妊娠期間中や、出産自体はもちろん大変だけど、産んだ後はもっと大変だよ!と。
その当時はピンとこなかったのですが、
今は、「まさにその通り!」と実感をこめて言えます。
産後間もない、新生児を育てているママさん!
これから出産するママさん!
とくに、高齢のママさん!
とにかく、寝ましょう!
子どもが寝ている間に、ちょっとだけ掃除、とか、ちょっとだけ洗濯、とか考えてしまう気持ちは、よ~くわかります。
私も、そうでした。
子どもが寝ている間にやらなくて、いつ家事をやるんだ?!
今しかないでしょ!と思って、ついつい動いていました。
でも、そういうことは全部いったん忘れて、とにかく寝てください。
まだまだ先は長いのです。
今無理すると、絶対に後でガタが来ます。
夫・家族・ベビーシッターなど、とにかく頼れるものは何でも頼って、無理をせずに乗り切りましょう!

