小学校低学年・初めてのオンライン&分散登校

都内在住の我が家。小学2年生のサンちゃんの学校でも、分散登校が決まりました。

スケジュール

1クラスを出席番号順の2つのグループにわけて、1日おきに登校。

たとえば、Aグループに属するサンちゃんのスケジュールはこんな感じ。

  • 月曜日 登校日
  • 火曜日 自宅学習日
  • 水曜日 登校日
  • 木曜日 自宅学習日
  • 金曜日 登校日

登校日は、いつもと同じ時間に登校して、4時限か5時限まで授業を受けます。

給食も出ます。

なので、基本的に何の問題もなし。

問題は自宅学習日です。

自宅学習日~初めてのオンライン参加~

自宅学習日は、1日中「子供が家にいる日」ということになるので、仕事は休暇をとりました。

低学年なので、完全なオンライン授業を受けるわけではなく、Teamsを利用して、朝の会と帰りの会だけ、オンラインで参加をします。

親も初めての経験なので、初日の朝は、心配半分、ワクワク半分な気持ちで、5分前には子どもと一緒にタブレットの前に座りました。

ちなみに、私は普段、休みの日は一日中、パジャマ兼部屋着で過ごすことが多いのですが、

この日は、teamsのカメラがオンになっているので、うっかり自分が映り込んでも大丈夫なように、一応、うっすら化粧をして、着替えもしました。

当事者のサンちゃんも、朝からすごいはりきりようで・・・。

リモート映えするような、胸元に大きな模様のついた色味のはっきりした服を着ていました。

ヘアスタイルは、いつもは邪魔にならないように、「キッチリおさげ」なのですが、クラスメートにいつもとは違う自分をみせたいんだと言い張って、髪を結わくのを全面拒否。

念入りにブラッシングしてサラサラヘアをつくっていました。

髪がサラサラかどうかまでは、画面越しじゃ分からないよ・・・といったのですが、そこはまだ小学年生・・・。

さて、肝心のTeamsの方はというと、

分散登校が始まる前に、実際の授業の中で、Teamsの基本的な使い方は教えてもらっていたおかげで、指定の時間に、スムーズに教室にいる先生とつながることができました。

先生が一人ずつ子供の名前を呼んで、呼ばれた子供がカメラごしに、ジェスチャーで「〇」のポーズをするだけの、簡単な朝の会。

母子ともに気合をいれて臨みましたが、

たったの5分程度であっという間に終わってしまいました。

それでも、子どもにとっては、先生やお友達の顔を見てリアルタイムにリアクションできたことが、何よりうれしい様子。

数年前だったら、小学生がタブレットを使ってオンライン授業に参加をするなんて、考えられなかった時代。

誰かに教えてもらったわけでもないのに、ちゃんとオンライン仕様に身支度を整えて、スムーズに参加している我が子を見て、ちょっと感心しました。

自宅学習日~オンライン以外の時間~

朝の会と帰りの会以外の、「あいだの時間」は何をしているのかというと、事前に渡されているプリント学習が中心となります。

自宅学習日についても、事前に時間割表が渡されていて、1限目は国語、2限目は算数、3限目は図工、というふうに、何時に何をやるのか細かく指定されています。

でも、実際には、指定の時間通りにやらなくても、大丈夫。

提出期限が、「次の登校日」となっているので、その日のうちにやれば、良さそうです。

プリント学習などの、お勉強系以外にも、

図工の教科書を見ながら工作をして、その作品を写真にとって、タブレットから先生宛に送る(提出)する、というものもありました。

お勉強系のプリントだけだと、すぐに終わってしまうし、子供のモチベーションも上がらないので、一人でも夢中になって取り組める、工作の課題があったのは、とても良かったです。

自宅学習日に保護者が休暇を取れない場合

サンちゃんの学校では、子どもの自宅学習日に合わせて、保護者が仕事を休むことが出来ない場合は、学童で朝から預かってもらえます。

でも、学童にはWi-Fi環境がないので、オンライン参加はできません。

低学年の場合は、朝の会と帰りの会に参加をする程度で、実際に授業を受けるわけではないので、事前に配布されているプリントを持参して、学童でその日のうちにやれば問題ありません。

しかし、高学年になると、実際に行われている授業をリアルタイムでオンライン受講するようなので、自宅などのWi-Fi環境の整ったところで、学習をする必要があります。

基本的に、学童を利用できるのは、小学3年生までで、しかも普段から学童を利用してる児童に限られます。

たとえば、お母さんは働いているけれど、パートで、いつも子どもの帰宅時間に合わせてシフトを組んでいるから、学童は利用していない、というケースの場合は、分散登校期間中も、学童の利用ができないのです。

普段からお留守番に慣れていて、しっかりと自己管理できる子どもなら良いのでしょうが、

普段、学童を利用をしていない低学年の児童、まだ学童を卒業して間もない4年生、兄弟姉妹のいない一人っ子などは、オンライン授業を1人で受けて、お昼ご飯も1人で食べる・・・というのは、かなりハードルが高い気がします。

感染予防対策の一環であるので、出来るだけ登校する児童を減らした方が良いということは理解できますが、共働き家庭が多い昨今、子どもの分散登校のスケジュールに合わせて休暇が取れない家庭もあるでしょう。

体育館や普段使っていない教室(例えば、理科室や家庭科室など)を利用して、家庭での留守番が難しい児童のための、オンライン授業が受けられるスペースを用意したりしてくれたらいいのになぁ、と思いました。

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